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地域への愛着を育む健康増進プログラム

1.プログラムの概要

回数:全4回(土曜日の13:00~15:00(15:30))
時期:H26年8月~9月
場所:千葉県内で20年程前に大規模開発された新興開発住宅地の一地区内のコミュニティセンター
参加者:20名 (男性7名・女性13名)
運営スタッフ:進行係1名、記録1名、プログラム担当1名・講師1名・研究メンバー6名程度

2.プログラムの実際

1タイトルと構成

“地域の愛着”を育む健康増進プログラム『桜台を好きになってますます元気になろう!』
  タイトル 目標と育む構成概念
第1回
桜台に住むわたしたち
これからよろしくご近所さん
  • 人とのつながりを大切にする
  • 思いを共有する
第2回
わたしの桜台ほっとスポット
桜台のここが「いいね!」
  • 生きるための活力の源を見出す
第3回
わたしの桜台ほっとスポット
桜台には眠っている価値がある
  • 自分らしくいられるところを見出す
第3回
わたしたちの桜台ほっとスポット
桜台には眠っている価値がある
  • 自分らしくいられるところを見出す
第4回
桜台の未来と私の未来を語ろう
ステキなまちにはつづきがある
  • 住民であることの誇りを共有する

2プログラムの内容

3.プログラムの効果

1データの収集方法

2データの分析方法

地域への愛着の変化、および関連する日常生活における変化の意味内容を抽出しました。

3データの分析結果(量的データ:数値)

“地域への愛着”の変化(尺度合計得点数の変化)

プログラム開始直前(同66.4±11.8点)とプログラム
終了直後(同71.5±10.4点)・終了後3か月(同73.4±10.9点)
終了後6か月(同73.1±12.5点)の間

※5%水準で有意差がありました(Bonferroni法を用いた多重比較)

プログラムへの参加は地域への愛着を長期間にわたって維持・増進する可能性が示唆されました。

4データの分析結果(質的データ:言語)

住民のプログラム参加のきっかけは、
<地域や人々とつながりたい>という交流への要求
<写真が好き>
<テーマと健康との関連を知りたい>

というプログラムに関心を持ったことでした。

そして、プログラム終了時、1か月後、3か月後、6か月後の参加者の日常生活における変化を分析したところ、次の通りでした。

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